2016年11月12日土曜日

続・深夜食堂を観るきっかけ……。

私のお友達のSさんはFBでよく、「いいね」をしている「深夜食堂」ドラマ
いつも気になっていました。
そして、ついに
「深夜食堂」の映画版に惹きつけられ、興味深々で観ることに決定。
ミュージカルのように歌から始まり、右手に字幕がつきます。
最初は外国人のための字幕かと思ってしまいました。
なんで日本語で書かれているのにそう思ったのか、
首を傾げたものの。すぐに、これは日本語だと気づきました。
これは、演出なのでしょうか?
新しい映画なのでしょうか、少し慣れるまで戸惑ったり、邪魔になったりしました。その字幕はセリフでも続くのです。これまた新しい企画?
難聴の方のためかしら?と納得する私。

さて、深夜食堂にはいろいろな人が集まります。
焼肉定食をいつものものという編集者、蕎麦屋なのに焼うどんが好きだという息子、捨ててしまった子どもが大好きだった豚汁と三部構成に深夜食堂のメニューがキーポイントで登場する。なかなかにくいシナリオだとニンマリ。
三品とも、とてもいいアングルである。プロですから当たり前なのですが、
横からのアングルというよりやや真上から写している。参考にしよう。
稲荷神社に備える油揚げはこんがりと焼かれている。などついつい、豆撰モードに入ってしまうのでした。栃尾の油揚げを使ってほしかった、お酒は八海山だったのに。
三部作の主人公たちは、皆さん人情あり、笑いあり、涙ありの
水戸黄門タイプです。
その場面に合わせた、歌とクラッシックピアノ曲が映画を盛り上げ
観ている人を自然と惹きつける。
深夜食堂のマスター演じる小林薫の人の良さがこの映画の全てを物語っています。
この食堂に集まる人たちは
「自分にできる時にたすけてやればいい'」というマスターに
憧れているのではないかと思う。
欲張らず、何気なく、それでいて、当たり前のような、あったかいものが
三部作ですから、一本の映画の中で3回感じることができるのです。
私の大好きな俳優オダギリジョーさんが警察官役で登場。
これもいい。鋭く危険な役もこなす俳優さんだと思うのですが私は
この警察官のように優しい癒しの声の役が一番好きです。
最後に、せっかく目を凝らして、出演俳優さんと、素敵な歌声の主をしっかり探そうと
思っていたら、両方が一緒に流れるエンデイングに
見逃してしまいました。残念賞!

映画を観るきっかけにありがとう。今日も素敵な映画を観ることができました。





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